2026/04/25 20:49

「この音って何番の指で吹くのがいいんですか…?」
「音階練習?B♭Durしかやってないです」
「普段何を練習すればいいかわかりません」
「ホルンてソロの曲吹きやすいの何かありますか?」
「タンギングってどうやるの?」
これまで20年以上レッスンをしてきて、何度これらの言葉を聞いたかわかりません。
かくいう私自身も、子供の頃どうだったかをまず思い出すと、指づかいはとても見やすいとは言えないものが教則本の巻末についていてそれで覚えた程度で、なんとなくで長くやっていました。
音階練習はいくつかの長音階しか知らず、高校時代に音大受験するとなって初めて短調に取り組んで、短調にいくつか種類があることを恥ずかしながらそこで知りました。
タンギングはぼくは大人になってもよくわかっておらず、人に教えるようになって初めて、誰にでも再現できるやり方で理解しました。
普段の練習ではいくつかの同じ練習を特に考えることもせず延々とやっていて、ホルンのソロの曲に関しては、実際今でも(なかなか取り組みやすいいい曲ってないよな)って思います。
ちょうどこの季節、初めてホルンを手にする人もいますよね。
そんな人にぼくのように遠回りしてほしくないと思い、この度上記のお悩みをまるっと解決するコレクションを用意しました。
それが、
Collection.0『あの頃のわたしが、ほしかった地図』
ただ、このコレクションは単に初心者向けというだけではありません。
楽器を始めて何年も経つ人が手に取っても発見があると思います。ちょっと今調子が悪くて色々吹けないんだよな、という方にもぴったり。
実際このコレクションに含まれる「1オクターブの不思議」というレシピは、ぼくが調子悪かったときになんとか普通に出せる音たちで何かできないかな、と日々取り組んでいたものです。
運指表には、使える替え指を。
音階の楽譜では、音階の意味を。
練習用楽譜では、自由に出せる音域が1オクターブだけでも様々なパターンで練習できるメニューを。
楽曲は、1オクターブ深ければ演奏できる、やさしいけれど素敵な曲を。
ぼくがレッスンに行っている学校には1冊置いておきたいと思っています。
何事も最初が肝心。
正しい知識で、ホルンを楽しく吹くための力になりたい。
そんな想いでこのコレクションは生まれました。
