至高の音色のそだて方。Op.168(Recipe_Op168_Shikononeiro.pdf)
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▽商品説明
「音を出す前に、音量は決まっている」
この革命的なコンセプトを体感できる、全レシピの土台となる最も大切と言っても過言ではないレシピです。
吹き始める「前」に吐く息の量を決め、その息をそのまま音に変える練習を通じて、力みや後押しに頼らないあなた本来の音色の獲得と、安定した音の立ち上がりと正確なダイナミクスコントロールを身につけることを目的としています。
▽制作の背景
このレシピの作者は長年自身のメソッドに一貫した哲学があることを感じながらも、それを明確な言葉や形にできずにいました。
ある日のレッスンで、「息の量と音にするための作用を分離する」というアイデアが活きる場面がありました。そのアイディアを最も純粋な形で抽出する方法を模索する中で、このOp.168が生まれました。
それはこれまで作ってきた全てのレシピを繋ぐ「ミッシングリンク」が発見された瞬間でした。この一つの練習が、作者自身のメソッドの全貌を解き明かす鍵となったのです。この核となる考え方を誰もが実践できるよう、整理・公開に踏み切りました。
▽特徴
1.息が主役の3ステップ練習法
「①息だけ吐く→②音に変える(ノンタンギング)→③音に変える(タンギング)」という独自のステップにより、発音の各要素を分解して練習できます。これにより、問題の根本原因を自分で特定しやすくなります。
2.力みからの解放
音量を「息の圧や通り道の形」でコントロールし、息の量自体は変えないため、「後押し」や「力み」といった、多くの奏者が陥る非効率な奏法から脱却するきっかけとなります。
3.耳でわかるセルフ診断
もし誤った吹き方(息の量で押す吹き方)をすると、「音になる直前に息量がガッと増えた瞬間が耳でわかります」。等、いくつものうまくいかないパターンへの言葉も添えております。自分の耳で成功と失敗を判断できるため、一人でも着実に練習を進められます。
4.全メソッドのOS(オペレーティングシステム)
このレシピで得られる感覚は、スラー、タンギング、ハイトーンなど、全ての技術に応用可能です。あなたの演奏全体の質を向上させる、まさに「OS」のような役割を果たします。
\ 実際に使用された方の声 /
テキストに書いてある手順を丁寧に踏んでいくことで、生徒それぞれが力みのない素直な音を出せるようになっていって、本人以上に他の部員が感動していたのが印象的でした。「音を出すにはこういうことをしなければならない」と思い込んでいる人にこそ効果のある練習だと思います。(吹奏楽部顧問の先生より)
自分がいかにいい加減なアンブシュアをしていたか痛感しました。だから日によって調子の波があり、調子が悪い時やキツい時、息とプレスで無理くり音を出していたからバテやすいのだな、と。 この練習を通じて、自分に最適なアンブシュアと息づかいによって楽に美しい音を目指したいと思います。
楽譜に書いてあるマウスピースによる準備運動も取り組みます!
また、自分の音をよく聞かなければ、と改めて感じました。(正直、まだ音の違いに鈍感ですが、当面は楽に息が通っているかの感覚から始められればと)(60代男性より)
▽おすすめの使い方
•音の出だしがいつも力んでしまう、硬い音になる方
• 日によって調子の波があり、安定しない方
• ppでの発音がかすれたり、怖かったりする方に
• タンギミングのアタックが汚い、雑音が入るという悩みに
• 音を出す瞬間に、どうしても身体が力んでしまう方
• 自分の「本来の音」に出会いたい、あなたに
• いつもの練習の前に、自分を「ゼロ地点」にリセットするために
▽内容
・全6ページ
・「息→圧」変換プロセスのための基本練習譜
・「圧」の感覚を養うための準備運動と、詳細な解説付き
・具体的な3ステップの練習手順と詳細な解説
▽備考
・コピー・印刷自由(個人使用・指導使用に限る)
・生徒への配布も許可しています
・著作権表記(©2025 Yuichi Gonza)入り
・Unauthorized duplication prohibited.
▽最後に
あなたの本当の音を見つけ出すレシピ。
「こんなに息を使わなくても音って出るんだ!」という驚きは、あなたの演奏の新しい扉を開けてくれるはずです。
長年、音の出だしや力みに悩んできた方にこそ、ぜひ一度試していただきたいレシピです。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※こちらの商品はダウンロード販売です。(812282 バイト)