マツバマークのつくり方 Op.19(Recipe_Op19_Matsuba.pdf)
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▽商品説明
「息の量だけでなんとかする」という、ピッチのゆがみや音のひっくり返を招く、最も陥りがちなやり方からあなたを解放します。
これは、音量変化を『息の量』と『息の通り道の形』という2つシンプルな要素の連動としてとらえ直し、コントロールできるようにするためのレシピです。
▽制作の背景
基礎練習で重要とされる「クレッシェンド・ディミヌエンド」が苦手という悩みのほとんどは、「息の吐く量だけで音量を変えようとしている」ときに起きています。
息の量だけを増やせばピッチは跳ね上がり音はひっくり返り、減らせばピッチが下がり落っこちる。このよくある失敗の原因を解明し、「吹き始めの息のスピードを維持する」という解決策を体感できるよう、このレシピは生まれました。
▽特徴
1.失敗原因の明確な可視化
まず、あえて「息の量だけ」を変化させることで、ピッチや音色がなぜ不安定になるのかを明確に体感します。問題の根本原因を自覚することが、新しい身体操作を学ぶための第一歩となるからです。
2.「息の通り道」という内部感覚へのアプローチ
クレッシェンドでは口腔内を広く、ディミヌエンドでは狭くする。この目に見えない「息の通り道の形」の変化を、楽譜を通して段階的に練習し、息の量との連動を身体に覚えさせます。
3.タンギングを“補助線”として利用する
曖昧な感覚に頼るのではなく、タンギングの強さを変えるという具体的なアクションを“補助線”として利用します。これにより、音量の変化と身体内部の変化を結びつけるイメージを掴みやすくし、練習の成功率を格段に高めます。
▽おすすめの使い方
・クレッシェンドでピッチが高くなり、音が上ずったりひっくり返ってしまう方に
・ディミヌエンドでピッチが低くなり、音がかすれたり続かなくなってしまう方に
・音色や音程を保ったまま、なめらかに音量変化をしたいと願う全ての方に
・「p」と「f」の作り方はわかっているが、その“間”の繋ぎ方で悩んでいる方に
▽内容
・全3ページ
・マツバマーク(クレッシェンド・ディミヌエンド)実践練習譜
・練習のヒントと具体的な注意点を明記
▽備考
・コピー・印刷自由(個人使用・指導使用に限る)
・生徒への配布も許可しています
・著作権表記(©︎2025 Yuichi Gonza)入り
・Unauthorized duplication prohibited.
▽最後に
音量の変化は息の量だけで決まるものではありません。このレシピはあなたの身体と楽器とのつながりを、よりよくする方法を学びます。目に見えない身体の内部の感覚を、一つずつ言語化し、コントロールできように。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※こちらの商品はダウンロード販売です。(368928 バイト)